インドネシアの教育システムの中での最大イベント!!
この試験は、高校、中学校、小学校、いずれでもある。
4/15(月)の週に高校、翌週は中学校、そして今日から小学校の卒業試験が始まった。
毎週行われるこの試験。これがまた問題山積み。。。(^_^;)
Ujian Nsional 略して UN。(Ujian = 試験、Nsional = 国家の)
UNが始まった時から、テレビではその問題点が即放映。
・カンニング(携帯使ってる人、試験監督いても友だち同士で相談しあう)
・試験問題が届かない(試験が延期になったところもある)
・届く試験問題が足りなくてコピーして使う
・コピーした回答用紙の印刷が薄すぎて、どこにマークしたらいいか読めない
・回答用紙が薄すぎて(ティッシュくらいの厚さ:生徒談)で、消しゴム使ったら破けそうで怖かった
などなど。。。
そして今は、入札した印刷業者の不正落札が問題にあがってるところ。
昨日のテレビでは、『混沌としたUNの責任はいったい誰にあるのか??』というディスカッション番組まで。
高校生からの直接の現場の声が映し出されて。。。
それでも、ディスカッション番組内での大人たちは。。。
・中央が悪い!!
・地方の教育省が悪い!!
・教員組合が悪い!!
残念。。。責任のなすりつけ合い。。。
さて、こちらの写真は。。。
UNはとっても大事なものだから、身だしなみもきちんと整えること!! ということで、指定の日までに髪をきちんと短く切ってくることになっていたのに、やってこなかった男子生徒が、職員に前髪を切られるの図。。
私が中学生くらいのころの日本でも、こういう光景あったような。。。
今これやったら、猛烈に問題になっちゃうよ(@_@;)