2012年9月30日日曜日

Baju Batik♪

=バティック服♪

しばらくお仕立てに出してなかった布がたくさん・・・
ようやく時間ができたので,仕立て屋さんに持っていったの♪

デザインは自分で考えて,完全オリジナル!!

 
行きつけの仕立て屋さんは,何人もの縫い子さんがいてね。
写真は私の注文したものを縫ってるところ♪
 
学校の帰りに時々立ち寄って,進捗状況を見たり,試着したりして,もうちょっとココをこうして欲しいなーとか注文したり。
ほんと,完全に私の体型に合わせたオーダーメイド!!
 
5着頼んだうち,2着が出来上がりました♪
 
 
黄色のは,柄がかわいくて一目ぼれで買った布。遊び着にしたいなーって思ってたので,こんなデザインにしてみた❤ ちょっとラブリーですね~(^_^;)
茶色のは,ジョグジャの伝統柄の布で。仕事着のシャツにしたんだけど,デザインをちょっと凝ってみて,青のラインと横結びにしてみた。
 
あとは遊び着ワンピース2着と,仕事着シャツ1枚の出来上がりを待ってるところ。
完成したら紹介するね(´▽`)ノ
 
あーまた布買わなくっちゃー(●^o^●)
 
 

ノートチェック♪

実験が終わったクラスでノートを回収して,ノートチェック!!

「授業終わったら回収するよ~!!」って言ったら急にノート書き出したりしてさ。
見られるとなると俄然がんばるなら,回収効果はこの学校では充分あると思う。

先生はノートを見るのは大変だろうけれど,そこで生徒が何を理解していて,何が足りないのか,確認することができるのは確か。
ノートを見るポイントをおさえてチェックすれば,そんなに時間もかからない。
何よりも大切なのは,先生が情報を得るということだと思う。
思い込みではなく,現実を把握すれば,授業改善の方向が見えてくるから。

授業中の反応だけはいっちょまえで,みんな簡単に「Paham!!(分かった)」って言う。
でも,本当に分かったのかどうかは,やっぱり怪しいところだし。。。
前回の復習を授業の最初に入れると,必ず忘れてる。
けど,この振り返りはそんな忘れた記憶をきちんと呼び戻させるのには必要だし,眠ったものを起こすことを繰り返すことで,忘れにくい記憶として留めさせることができると思う。

「その日暮らし」が生活習慣のインドネシアでは,どうしても「その場しのぎ」がほとんど。
もちろん,授業もそう。
その時のテストで良い点を取れればそれでいいから,カンニングもたくさんする。
でも,「その場しのぎ」が何になるの??
せっかく時間を使って授業を受けたのに,その時間がもったいなくないのかなぁ。。。
カンニングして良い点を取ってそれで済むなら,毎日学校に通って授業を受ける時間なんてもったいないんだから,いなくてもいいじゃんか。
自分の好きなように時間を使えばいいじゃんか。

人に与えられてる時間は平等で,しかも限られている。
だから,過ぎ去った時間でも,なかったことになるのはもったいない。
生きている自分,生きている時間,何も無意味なものはない。
受けた授業の内容を覚えていること,それが,授業を受けるという時間を使ったことに対しての,最大の活用じゃないのだろうか。。。

これをインドネシア人に伝えるのは難しいけれど・・・



学校でのノートチェックが終わらなかったから,持ち帰って私の宿題。
板書してあることを全部書いてなかったノートもあったりして,授業の取り組み姿勢ももちろん読みとれた。

 理科の実験では,結果からの考察が大事。
でも,彼らは考察ができない。物事をつなげて考えることができないからだ。
これは今後の授業での大きな課題。
実験をやって楽しかっただけではなく,結果から何を得たのか??が大切なこと,伝えていこう。

そして,私の授業を受けての感想も書いてもらった。
まーたいていは,私のキャラクターがおもしろいとか,インドネシア語が流暢じゃないとか,そんなだったけどね。。。
そんな感想はさておき,授業のやり方などで数人の生徒には伝わったものがあったと感じられた感想がいくつかあったので紹介。

・目盛りの読み方の簡単な方法を教わった。
→インドネシアでは計算式でもって目盛りの読み方を指導する。でも,そんな計算なんてしなくたって,目盛り見れば分かるじゃんか!! ってことで,計算式じゃなくても目盛りが読めることを指導したのは有効だったようです。

・いろんな道具を使ってくれて,分かりやすかった。
→貼りモノ教材は有効でした。

・飽きないような雰囲気作りが良かった。
→板書と口頭説明だけの授業じゃ,そりゃ飽きるわな。単調じゃなく,テンポを変える授業はこの学校でも効果あり。

*番外編*
・先生は外国人だからインドネシア語が流暢じゃないのは当たり前。それでも私たちに分かりやすい授業をしてくれたことに感謝。
→なんとも嬉しい感想をいただきました( ´ ▽ ` )ノ 人が何か努力をする姿というのは,必ず届くものなんだなぁ。。。もちろんインドネシア語をこれからも頑張りますが,言葉が不自由でも,その不足に左右されない授業を私が提供できれば,インドネシア人の先生ならもっともっと生徒は分かりやすいものになるはず。


明日からも,上に伸びたいという先生と生徒のために,がんばります❤

2012年9月28日金曜日

文通しよう♪

昨年の年末,JICA東北主催の教師海外研修で知り合いになった,仙台市T中学校のK先生から,生徒の国際交流企画をしたいとの連絡があり,文通をすることになったの♪

先生から生徒のプロフィールとお手紙を送っていただいたので,インドネシアの中学校に掲示。
日本語講習に来ている生徒がインドネシアからの文通相手です。

 
プロフィールをインドネシア語に翻訳し,学校の様子や給食の写真や,日本のどこの学校なのか分かるように地図も貼ってみた。

生徒たちはだいぶ興味を持ってくれてるみたい。
来週の月曜日,お返事書きをします!!
T中学校のみなさん♪ もう少し,お待ちくださいね~(´▽`)ノ


2012年9月27日木曜日

通訳ボランティア♪

先日,日本からS岡大学の2年生20人が,私の任地の隣地区Kebonagung(クボナグン)というところで行われている『Desa Wisata』(田舎観光)プログラムにやってきた。

以前からBatik作りでお世話になっているおじさんが,このプログラム実施メンバーの1人で,彼らが来るということを連絡してくれたの。

到着日の歓迎の宴をのぞきに行ったら,翌日のプログラムの通訳をしてくれないかとおじさんから頼まれたので,通訳ボランティアをすることになったんだ。
たまたま担当授業がなかったから,教頭先生に都合をメールして活動はお休みをもらってね。


農学部の彼らは,ジョグジャカルタ市内にあるUGM(ガジャマダ大学)農学部の協力のもと,インドネシアの農業関係について学ぶために1週間の滞在だそう。

Kebonagungにある一般家庭にホームステイ1泊し,朝6:00集合でまずは田植え体験。

 
インドネシアのPetani(農夫)がかぶる三角帽子をかぶって,インドネシア流の田植えをやったよ。
さて,ここでちょっとインドネシアの稲作について紹介しよう♪
・インドネシアで作っている米の種類は,50以上ある。
・作付けから105日で収穫する。(インドネシアは基本的に3期作)
・縦横23cmの間隔で田植えを行う。(その間隔に印のついた棒を使って植えていく)
・代掻き?地ならし?は水牛を使う。

この通訳ボランティアをすることで,初めて詳しくインドネシアの稲作について知ったよ。
いや~とても勉強になったわ。

 
水牛体験♪ 案内人のおじさんに水牛を操作してもらって乗る体験なんだけど,写真右の彼は,おじさんなしで1人で水牛操作用のムチで水牛たちを操ってたw(゚o゚)w


お仕事の終わった水牛さんに乗るというオプションまでww

自由なインドネシアだなぁ~(〃▽〃)

それにしても,そのまんまの水牛に乗れる度胸も大したもんだわー。
動物苦手の私には無理な話…(^_^;)
休憩時間には,ステイ先の庭にいたアヒルのヒナちゃんたちとたわむれてたり。

さすが農学部生!!
動物好きなんだねー。

茶髪でも,こういう姿見ると,持ってる芯というか,そんなものを感じるよ。
お次は私も大好きなBatik(バティック)体験♪

溶かした蝋をチャンティンという道具を使って模様を描いていきます。

UGM(ガジャマダ大学)の女の子たちの話・・・
「日本人ってまじめで一生懸命ですね」

そうね。一人ひとりが真剣に無言で自分のやることに取組む姿,インドネシアでは見るのは難しいものね。。。
おやつには,今が旬のマンゴーをいただいたり♪

日本でよくあるお洒落~❤なマンゴーのカットをやっていたので,私が「皮をバナナみたいにむいて,かぶりつくんだよ」って教えたの。

なんだか,日本人の丁寧な性格というかそういうのを彼らから見た気がする。
日本ってスゴイ・・・
この日最後の体験モノは,ココナッツの葉っぱを使っての飾り物作り♪

剣のようなおもちゃや,ちまきの入れ物みたいなのを作ったり。

これは私も初体験のものだったので,一緒にやっておもしろかった!!
日本に帰ったら子どもたちに教えたいなぁ~
 
Kebonagungから元気に出発していきました~♪
 
インドネシアでの暮らしに慣れてから彼らと出会ったことで,また新たな発見をいくつもさせてもらいました。
 
・髪を染めてないインドネシア人に疑問を持つ彼ら。
→イスラム教の都合上,髪を染めるということはお祈りの前のお清めで清められないことになるから,ムスリムは染めないのだそう。それと,毎日激しい日光に当たっているから,それだけで髪が痛むから,それ以上髪に負担をかけたくないというのもあるらしい。
 
・トイレに困る彼ら。
→ウ○コさんの扱いについて,みんなそれぞれ頑張ってたなーw こっそり外にしてみたり,使用済みの紙を埋めてみたり。。。イイ経験でしたね♪
 
・ステイ先の人との会話で「ジャカルタにお金を拾いに行く」という表現で言われ,本当に拾いに行くのか?と質問された。
→確かにインドネシア人は「お金を探す」という言い方をよくします。でも,それはお金を拾うとかそういうことじゃなくて,仕事をして収入を得ることを意味するのだけれども,「仕事をする」と「お金を得る」を同じ単語で言わないくらい,「お金を得る」ことが大事なんです。
 
・ゴミをポイ捨てしない,ゴミ箱を探す彼ら。
→日本の教育が家庭生活,学校生活,社会生活,全てに共通して教えていることがあるからなんだと感じた。インドネシアでは,学校ではゴミの話は注意されても,家庭,社会では同じくらいの重要さで注意されないから。。。ルールを徹底するというのは,どんな場面でも共通であれば,その絶対性が保たれ,「当たり前のこと」になるということを証明しているような出来事だった。
 
・お礼の言葉,あやまりの言葉,お別れの言葉など,彼らに質問された。
→髪が金髪でも,ズボンが下がってても,眉毛がちょっとしかなくても,相手に対する優しさ,思いやり,礼儀が「当たり前」なんだ。外国に来て,外国人に対しても同じようにできること,日本人の良いところ。
 
 
通訳ボランティアとして彼らと一緒に過ごしたけれど,彼らと過ごしたことで学んだこと,得られたものの方が大きいと思う。
私にこんな素晴らしい機会を与えてくれた彼らに感謝。。。
 
 
 

2012年9月26日水曜日

技術移転♪

私が行った実験授業で使った補助教材を現地の先生が活用して授業してくれた。

 
板書は黒いペンのみのインドネシアの授業。
先生方は絵や図が苦手。

言葉とイメージがつながらない生徒たちに,言葉の意味するところを先生と同じイメージを持ってもらうためには,絵や図は大切なひとつのツールだと思う。

モノを使う授業で,生徒の理解度が早まり,そして正確にその意味も通じていること,先生は感じているみたい。

この数日,この物理の先生と一緒に授業を行っているけれど,毎回の私の授業から,生徒やクラスの雰囲気に合わせて少しずつ指導方法が変化していることにも気がついている。
自分の見たものを自分の中でかみくだき「盗む」ことができている先生。
改善への意欲があると,やっぱりこういうことができるものなんだなぁ。。。

「技術移転」は押売りではない。
受け手が必要と感じ,自ら吸収してくれることが大事だと思う。
インドネシアのやり方に合うものは何なのか,私には分からないことがたくさんあるから,先生方が取捨選択できるように,あの手この手と工夫を凝らして提案しないとな。


2012年9月24日月曜日

今日の授業♪

今日も先週と同じ実験を別のクラスで担当しました(´▽`)ノ

もちろん1回目の反省をふまえ,少々変化を加えて。
クラス毎の理解の差を,即授業に反映させる。
授業は教師がただ一方的に与えるのではなく,目の前にいる生徒が何を理解し,何につまづいているのかを探りながら行うことが大事だと私は思っている。

 
今日のクラスは,成績が良いといわれている9B。

前時の復習の「直列回路」「並列回路」の部分の理解はOK。
でも,先週のクラスと同様に,並列回路の間違った組み方でも,豆電球がつくと答える生徒がいた。
なるほど。。。ということは,形としての「直列」「並列」の意味は分かっていても,「乾電池の並列」(同じ極同士をつなぐ)ことについてまでは,頭に入りきっていなかったということだ。

そこを理解させてから,ちょっと難しめでモデルを使っての回路つなぎ方チェック。
教えた通りにつなげられてました!!

パターンをいくつかやり,関連付けて学習させることは,実は,1つを教えるよりも分かりやすいのよね。
「同じ」と「違い」が分かると,「考える」ことができるから。。。と,私の考察。

前回と変えた点。
実験手順の板書を,事前に模造紙に書いておき,貼り出す作戦。

教師が板書に費やす時間を減らせると,生徒を観察できる時間が増える。
ま,ただ自分の休み時間にしてしまう先生には使っちゃいけない見本だと思うけど…(^_^;)
教師の板書に合わせて生徒が書くことができない(先生が見てないからとおしゃべりに夢中になる)場合,生徒へのノート書きの指示を徹底させるには有効だね。
前回よりも理解度が早かったとのと,指示出しの工夫で並列回路まで組んでみることができた♪
 
あ,この写真を見て気がついた。。。
机の上が煩雑だ。。。
明日のクラスでは,この指示も必要だな。
私の授業もたくさん穴があることが分かってしまいましたね~(-_-;)
良いんですそれで!!
全部完璧だったら,現地の先生も新しい気付きを得られないでしょ♪(という言い訳...)
 
今日の収穫。
前回の授業では,生徒は準備物や手順を一緒に確認しても,いざやるとなると,すぐに聞いてくる。
ということで,今回はそれを防止するために,あらかじめそこを注意。
そしたら,道具を取りに来るときに,自分の書いたノートを持ってきた生徒がいた!!
現地の先生がその様子を見て「賢い!!」って言ってた。
そうだよねー。それでイイんだよー。それが「工夫」ってやつさ。
 
生徒たちは自分たちでできるんだってば!!
ただそこに頼りになる大人がいるから,楽をしようと安易に尋ねる。
せっかく頭に入れた知識は使わなかったらもったいないじゃない。
大人もめんどくさいから親切に全部教えちゃうし,与えちゃう。
生徒ができることは,まちがってもいい,させることが大事だよ。
間違えたほうが忘れられない記憶にもなるんだし。
まずはやってみる,という勇気を生徒たちには持って欲しいな。
だって,人が生きるのは,全ては「挑戦」なんだから。。。
 
さて,明日は3クラスだってさ。
現地の先生に「やりなよー」って言ったけど,1クラスくらいは私がもう一度やろうかな。
自分の反省点まだまだあるし。
授業のたびに改善していくという姿を見せるのも必要だよなと思ったから。。。
 
 
☆本日のオマケ☆
今日の放課後から,日本語講座を開講しました♪ ALL女の子(^_^;) 男子どうしたーっ!!!
彼女たちは,これから仙台市のT中学校と文通を行います。
その模様についても随時報告していきますね~♪
 
 
 

2012年9月23日日曜日

電流計(Amperemeter)の使い方♪

ドキドキの実験授業やってきたよ♪
生徒がどこまで理解しているか,先生の話だけでは分かり得ない部分もあり,指導案を立てたもののやっぱり想定時間を超えた。。。(^_^;)
ま,それも想定内ってことで。


では,授業の様子を報告しますね(´▽`)ノ

まずは,先生が班分けを指示。

インドネシアの学校では,好きな人同士でグループを組ませることが多いのだけど,そうなると女子と男子は別々に。
全国共通の「女の子の方がまじめ」にのっとって,インドネシアもそのパターンなので,男女混合の班を私は希望していたの。

先生は,班ごとの名簿をちゃんと作ってきてくれて,てきぱきと指示。
準備がちゃんとできる先生ですばらしい!!
はじめに,直列回路と並列回路のおさらいから。

並列回路では,乾電池の向きを逆につないだ例を示し,この場合豆電球は点灯するか?と質問したところ,なんと半数の生徒が「つく」と答えた。

回路の中を電流が流れるイメージが正しく身についてはいなかったようだ。
各乾電池からの電流の流れを身振りで説明すると,生徒たちは「お~」と納得。
分かったならOK!!
次は,電流計の目盛りの読み方の復習。

インドネシアでは目盛りの読み方を,最大表示数を目盛りの数で割って,かけて・・・と計算式でしか勉強しない。
だから,こういう具体的な目盛りを見ても,すぐにはピンとこないんだね。

目盛りに書いてある数字を利用して,めんどくさい計算式を使わなくても読めることを説明。
式を覚えても,現物に活かせなかったら意味がないと思うけど,卒業テストは式の暗記がポイントになってくるから仕方ない。。。
さて,いよいよ電流計を組み込んだ回路の学習。

貼りモノシリーズは,あれこれ簡単に位置を変えられて応用が利く。
大事なポイントは,乾電池のプラスと電流計の数字が書いてあるところをつなぐこと。

ここだけを何度もパターンを変えて繰り返し。
豆電球とスイッチが入るだけで,回路に混乱してしまう子もいたけれど,取ったりつけたりを繰り返して説明。輪の回路のイメージを持ってもらえたかな。
2個の乾電池直列ではどんな回路にできるかな??
2個の乾電池並列ではどんな風に接続すればいいかな?? 電池の位置をちょっとイジワルにしてみたけど,説明通り乾電池のプラスからスタートしてくれたので,正しく回路を組むことができてたよ♪
 
さぁ,いよいよ現物を使っての回路組み立て。

モデルでのイメージがしっかりできてたようで,組み立てが早かった!!

しつこいようだけど,乾電池のプラスと電流計の数字端子を初めにつなげば,後は一方通行で次々つないでいくだけでOK。

目盛りの読み方にはまだ苦戦してたけど,それは仕方ない。
また来週もう一度確認しようね。
 
 
私の話を真剣に聞く生徒たち♪

つたないインドネシア語だから,何を説明しているのか,一生懸命聞かないと通じないし,モノを見ないとわかんないもんね~(^_^;)

でも,それが逆に良いのかな。
耳から入る「言葉」と目から入る「イメージ」を強制的に一致させられてると思うから。
「言葉」と「現象」を一致させることができないこの国の子どもたちに,それも習得してほしい。
記憶に残る授業になったかなぁ・・・??
その答えは,来週の授業で分かるでしょう。覚えててくれますように。。。
 
それにしても,あー楽しかった!!
 
 

2012年9月20日木曜日

教材研究♪

この前約束した物理の先生との教材研究。
先生は,こういう実験道具があって,こういうことを教えたいの,と言ってきて。

この物理の先生は,非常勤の先生。
この学校に勤めて5年だそう。
他にも私立の学校をかけもちしてるんだって。

教員採用試験を受けているんだけど,競争率が高くて受からないとか。
200人以上の受験で,2人とかの採用だそう。
物理だけに特化してるというのも受かりにくい原因らしいんだけど,生物は苦手でね。。。と言ってた。
私と同じだわ(*≧∪≦)

今回は電流計の使い方の実験。
でもこの先生,この実験を今まで一度もやったことがなかったそう。
どうして??と聞くと,恥ずかしそうに笑って「malas....(めんどくさくて)」と言ってたけど,その実,実はこの学校では去年までは3年生の物理の時間が週に1時間だけだったそうで,教科書の内容を説明で終わらせるのでいっぱいいっぱいだったとか。
それが,今年は2時間あることになったから,時間に余裕ができたので,実験もできるようになったとのこと。
エライよ!!
全然この先生はmalasなんかじゃない!!

インドネシアには国から支給される実験道具セットがある。
でも,まぁ非常に使いにくいというのもあって,なかなか実験が浸透していない。

今回の電流計の使い方についても,実験セットにある実験手引書では,なんだかややこしく書いてあった。
電源装置があるから,それを使うように書いてあるんだけど,回路に抵抗と電球を組み込むものになってるの。
抵抗の勉強をまだしていないのに,回路の中に抵抗を組み込むなんて,生徒の??を余計に増やすだけじゃんかー。
なぜ抵抗を組み込むのかというと,手引書の指示では,3Vと6Vに電圧を変えて(電源装置が3.6.9.12Vの設定しかない),電流の大きさの違いを測定することになっててね,6Vかけると電球が焼ききれてしまうからなんだな。
その電球使うなら,電源装置で6Vもかけないで,乾電池で1.5Vと3Vでやれば抵抗なんてはさまなくてもOKなんだよー。
余計に難しくしてしまうめんどくさい実験セットと実験手引書・・・残念インドネシア・・・


そして,電流計は日本と接続端子が違っていた!!
日本の電流計は,プラス端子が1つで,マイナス端子に最大測定A(アンペア)が記載されている。
ところが,インドネシアの電流計は,プラス端子の方にAが記載されているもの。
物理の先生もどっちにどっちをつなぐかということも知らなかったそうなので,もし,私と一緒に準備してなかったら,電流計を正しく回路に組み込むことができずに,指導をしてしまうとこだったよ。

これが電流計。実は優れもので,黒い棒を左にスライドさせると,電圧計に変わる!!
しかしなー。電流計の測定値がまたおもしろい。。。
5A,1A,100mA,100μA・・・そんな小さい電流いつ調べるんだよ!!

物理の先生と一緒の教材研究。

実際に回路を組んで,やってみて,あーだよー,こーだよーって説明しながら。

電源装置じゃなくて,電池の方が良いって言ったら,早速事務所で電池を調達してきてくれたし,必要な電池ボックスも準備室からすぐ持ってきた。

私の拙いインドネシア語でも一生懸命聞いてくれて,私が何を説明しようとしているのか理解してくれる。
 
土曜日,先生はやはり一度どういう風に授業を進めるのか見てみたいというので,私が授業をすることになったの。
そうだよね。初めての実験だし,生徒により分かりやすくするためにはって思うと,見たいよね。

自分が楽をするためにではなく,自分が学ぶために私に授業を依頼する。
この先生は絶対に良い先生になる!!
 
そうそう,土曜日の授業では,私の言葉が不足する分を先生に説明を補ってもらうこともお願いしたの。
「もちろん,分かった!!」って笑って言ってくれた。
まかせっきりじゃないという安心感をこの言葉でも充分いただけたわ。
 
それから,何グループあると良いのか,どういうグループ分けが良いのか,ワークシートは使うのか,などなど・・・先生から授業運営に関する質問もあってね。
短時間でとても有意義な教材研究だった。
そして,この教材研究が終わった後,私には「職員室に戻って良いよ。後は私が準備するから。」と。。。
私に準備を任せて先に帰っちゃう配属先の先生とは真逆!!
先生というのはもちろんこうでなくちゃね(*^^)
 
家に帰ってから私は,実験に入る前の説明段階で使用する貼りモノを作成♪
 
充分に理解させてから実験は行わないといけない,という授業展開を見せたいと思っている。
まだまだ板書計画や授業シュミレーションなど,やることはあるけれど,この先生のため,そして生徒たちの「分かったの笑顔」のために,がんばるぞ~(´▽`)ノ

2012年9月19日水曜日

理科の実験♪

理科の先生から,「実験の授業をやるから,空きコマだったら来てみて」とのお誘い。

ワークシートを用いるというので,事前にそれも見せてもらった。
いやーそれにしても,やっぱり専門用語というのはめんどくさいわー(^_^;)
日常会話で出てこない内容だから,頻繁に使うわけじゃないから覚えにくいし・・・
辞書引き引きワークシートを読んでみた。

うむ。。。
手順や内容はそれなり。

実験の様子を見ると,準備や指導が充分でないことが分かった。
生徒の自主性に任せてる感じ。
いや,それはそれで必要な面ではあるんだけれども,先生がもう少しうまく誘導したりすれば,無駄な時間が大幅にカットできるし,遊んでる生徒も減らせるだろう。

今回は食べ物に含まれるでんぷんや脂質を調べるというものだったのだけど,持ってきた食べ物食べてる生徒もいたからねww

そして,たまたま同じ時間帯に,同じ学年の担当別の先生も実験をしていたので,並行して見学してみた。
なんと,同じことを学習するのに,実験の内容や方法が違う。
手順少々の違いならば問題ないけれど,扱う薬品も方法も違っているから,先生によって生徒の経験値は明らかに差が出る。

2人の先生がお互いにイイトコ取りして,協力できれば,先生方だけでより良く改善することができるようになるはず。
私の任期が終わっても,この学校がいつまでも向上し続けられるようにすることも,もうそろそろ1年を迎えるので考えていかないといけない。

明らかに使ってるものが違う2クラスの実験。
 
実験道具の数の問題のためにこういうことになったのではない。
一方のクラスでは,素材を生徒が持ってくるシステム。もう一方は素材を先生が準備して配布するシステム。
前者では,班によるサンプル数の違いが出てきて,実験にかかる時間にも差が生じる。
後者はクラスの生徒が同じ結果を得られるので,その後のまとめの指導がやりやすい。
 

何を重視するのかによって選ぶ方法が沢山あるだけに,学校としての方向性をひとつ持つことも大切なことではないかと考える。
それがインドネシアではどう捉えられるのか。

明日にでもこの2人の先生とディスカッションしてみようと思う。


今日のオマケ❤

職員室の席の隣の先生のお嬢さん(〃▽〃)

併設している小学校の4年生だって。
毎日登下校をお母さんと一緒にできるなんてイイわね~。

小学校の方が1時間早く終わるので,毎日職員室でちょっと待ってるの。
ちょっぴりずつ仲良くなってるところ♪

かわいいお友達紹介でした~(´▽`)ノ
 
 

2012年9月18日火曜日

嬉しかったこと♪

今の活動先中学校がとっても楽しいことは,このブログでもずっと書いてきましたが,今日もまた嬉しい出来事が(〃▽〃)


3年生の物理の先生が・・・
「土曜日にこの実験をやるから,あなたに手伝って欲しいの。それでね,木曜日に実験の準備をするから,私と一緒にやってくれないかしら? これ,まだやったことがなくて,どうやったら生徒がわかりやすいか,あなたと準備を一緒にしながら勉強したいの。」

きゃー!!!!
やりますとも!!手伝いますとも!!!

何が嬉しいってね,先生にプランがあった上で私に協力して欲しいと言ってくれたこと。
自分が勉強したいと言ってくれたこと。

私にまかせっきりでなく,あくまでも自分が授業をすることを想定した上で,どうすれば生徒が分かりやすいかと自分の授業の向上に向けて努力をしている。
派遣されている隊員が,どういう目的で派遣を依頼され,何の役割なのかを理解されているということだ。

それに,明日とかの急な話ではなく,先の予定を考えて計画していることが素晴らしい。
インドネシアは,基本的に行き当たりばったりなのが当たり前だから,こんな風に未来の予定を考えて仕事してる人には,そうそう出会えるものではない。


そんな物理の先生との会話を聞いてか,2年生の理科の先生も私のところにやってきて・・・
「ボクの授業クラスでも授業をしてもらえないか??日本の授業のやり方を見て,勉強したいんだ。」と。
おぉ~!!
即OKしてあげたかったのだけど,現在2年生は生物のカテゴリ。
申し訳ないけれど,私は生物分野は苦手なので,「物理と化学しかできないの・・・」とお返事。
そしたら,「1学期の後半に,化学の分野があるから,その時に是非見せてくれ!!」とのこと。
おぉ~!!
了解しました。しっかり準備して臨みましょう!!


そして今度は3年生の数学の先生が・・・
「昨日あなたが貼った問題を,たくさんの生徒がやるって言ってきてね。それで,回答とかどうすればいいのかしら??」と。
おぉ~!!
生徒たち,ヤル気なんだ!!
もともとあの問題は,3日ごとに次の問題へと貼り替える予定だったので,そのことを伝え,問題の回答も貼り出すこと,もっと詳しく説明を聞きたい人は,授業時間以外に私のところに質問に来させるようにと伝えた。
この数学の先生は,私が問題を作っているとき「なるほど・・・そういう問題の出し方もあるのね。参考になるわ。」と,問題の質もちゃんと見てくれたし,こっちの生徒がつまずくポイントも教えてくれたので,私も問題をインドネシア人に必要なようにアレンジできた。
先生との話から,生徒がどんなことを苦手としているのか,ちゃんと見ている先生だということも分かった。


さらに,今日は教頭先生とお話をした。
現在,2年生は数学が猛烈につまずいている。どうも1年生の基礎が全然入ってないようだ。
そこで,1年生の時の数学は誰が教えていたのか?と尋ね,現在1年生を教えている先生だということを教えてもらった。
この1年生を教えている数学の先生は,残念ながらよろしくない先生。。。
自分の授業の時もかなり遅れて行ったり,生徒にテストをさせて自分はクラスに行かなかったり,指導方法も残念ながら分かりにくい。
私が授業に見学に行くと,自分が楽をしようと私に授業をしてくれと突然言ってくる。
もちろん,そういうよろしくない先生からの申し出はさらっとお断り。。。
そんな話を教頭先生に全部した。
教頭先生もその数学の先生がよろしくないということは知っていた。

けど,ここはインドネシア。
そう簡単に問題先生を指導できる文化ではない。
そんな文化も私は徐々に分かってきてたから,私が教頭先生に伝えたかったのは,「そういう先生の代わりはやりません。私の役目は先生方に対して行うのは,あくまでも先生方の授業法改善です。」ということ。
「ただ,生徒はかわいそうなので,授業時間以外で生徒に補えるようなことを私は考えて行いたい」ということも伝えた。
もちろん,教頭先生は理解してくれた。
本当に素晴らしい教頭先生だわ♪


暖かい先生方に囲まれて,一緒に仕事をすることができ,本当に今の私は充実しています。
この学校のヤル気のある先生方と一緒に,私も成長していきたいと思います。


2012年9月17日月曜日

今更・・・♪

熱帯雨林気候のインドネシア。
乾季と雨季の2つの季節だけ。
気温はずーーーーーっと30℃くらい。

1年目,うちわだけで過ごせたのに・・・
とうとう買ってしまった・・・

扇風機さん♪
 
ダイニングでも寝室でも持ち歩きたいから…とこんな大きさ。
Rp100,000-で購入♪
900円くらいってとこかな。

もうすぐ雨季がやってくる。
雨季はずっと雨が降り続くわけではなくて,午後に土砂降りが2時間くらいか,それがなかったら,夜にずーっと降ってるか。
今は気温が朝晩は28℃くらいで寒い(もうそんな感覚)けど,雨季になると夜中もずっと暑い(-_-;)
これからが重宝する扇風機さんだねー♪

寝冷えしないように気をつけます。。。


そうそう,今日早速こないだ作ったチャレンジ問題を廊下に貼ってきたよ(´▽`)ノ
なになにー??って感じで生徒たち見てたけど,なーんだ勉強か・・・と分かって引き気味・・・
そんな中,1人の生徒が「コレどうすればいいの??」と質問に来てくれた!!

分かるようになりたい!!と思う生徒,やっぱりいたんだ!!
明日,やってくるかなぁ~。
こんなに早くに反応があるなんて,うれしい~❤

問題作りに精が出ますわ!!


2012年9月16日日曜日

自転車ツーリング♪

Jetis中学校の先生から,自転車ツーリングに誘われたの♪

えぇ・・・もちろんインドネシアですから,早朝からですが。。。
今まで,1人で自転車コギコギしてたから,誰かと一緒にツーリング行けるなんて嬉しいので,もちろん「mau!!!」(行きたい!!)と即答!!

普通は何時から行くの??と聞いたら,「6時とか5時半とか・・・」って言われたけど,「あなたにお任せするよ」と言ってもらえたので,「じゃあ,7:00でお願いします・・・」と,ちょっと遅めにしてもらった。


今朝6:30。一緒に行く教頭先生からのメールで起こされた~(ToT)
ごめんなさーい!!
7:30に行きます!!

教頭先生のお宅で待ち合わせ♪
さすが豪邸ですなーw(゚o゚)w

まずは記念撮影♪ 左は理科の先生,右は教頭先生と。
 
こないだのタイサミットでは,私がやたら黒くなってたことに気付かされたけど,やっぱりインドネシア人と並んで写真撮ると,まだまだ白いじゃないかっっ!!
 
こーんな山のふもとの田舎道を海に向かってGO!!
 
だいたい1時間半くらいUP-DOWNが少しある田舎道を走って,海に到着!!
海で遊んだ人もさらっと洗い流せるプールがあったり,レンタル四輪バギーがあったり。
 
海岸ではココナッツジュースを飲んだり,のんびり写真撮ってみたり♪
 
帰りは,warung(屋台)で昼ごはんを食べて,来た道とは別の平らなルートで帰りました。
 
教頭先生のお宅の庭にあったマンゴーとパパイヤの木。

取れたてマンゴーをおやつにいただきながら,教頭先生といろんなお話をしたよ。

学校の話,先生の話,その他諸々・・・
今までの配属先の先生とは違って,教育のことを考えている教頭先生。
話しててとっても楽しかった。

そしてなんと!!神との通信もできるという強者ww
まさかそんなスピリチュアルな話を聞けるとは・・・
 
さて,明日からの活動も頑張るぞー♪
今からまた教材作りです!!





環境づくり♪

今月から活動に行っている学校での生活がとっても楽しい♪

それは意欲的な先生方との仕事だからなんだな。
生徒がどうしたら学習意欲を持てるのか,どういう授業だと記憶に残るのか,そんな話ができる先生方との話に,私の頭もフル回転(〃▽〃)

授業を観察したり,自分が実際に教えたりしている最中にもアイディアが沸いてくる。
生徒のつまづきはどこなのか,どんな教え方がこの国の子どもたちには合っているのか。
試してみたいことが次々浮かんでくる。


1コマ40分だけど,だいたい5~10分は遅れてスタートするから,実質30分授業と考えていい。
基本的に時間が少ないから,練習問題を何度も繰り返しすることはできない。
そもそも子どもたちも,問題を解くのにものすごい時間がかかる。

ということで,先生方はよく宿題を出す。
でも,生徒たちは答えを見て書き写すだけだったり,結局はやってこないってパターンで,強制的な宿題が充分に機能しているかといったらそうではない。
先生のチェックも優しいので,やってきてなくても大したことナイ。
そこで,私はやりたい人が自主的にやれる環境を作ろうと考えた。

興味を持ってくれるか分からないけど,とりあえずはcoba(試す)してみよう♪

近所の仲良しのお店で要らないダンボールをもらい,文房具屋さんで色紙などの材料系を揃えて,問題掲示用のボードを作ってみた。
日本から送ってもらった,和紙の端切れも使って,なんかステキなものがあるぞ感!!も付け足して。

各学年の教室の前に,1つ問題の掲示板。
『Siapa yang mau Pintar??  Ayo kerjakan soal ini!! 』
(賢くなりたい人は誰かな?? この問題に挑戦してみよう!!)
 
月曜日から掲示スタート。
問題は2~3日程度で新しいものに交換して,飽きないように。
問題のレベルは,超基礎からにして,解ける喜びを感じて,自信につながるように。。。
 
あ,一番大事なこと!!
私が3日坊主にならないように気をつけなきゃ・・・(^_^;)

 
 

2012年9月13日木曜日

グラフ表♪

昨日,中2のクラスで,「関数」の授業に入ったの。
先生がグラフをフリーハンドでさらーっと書いて,点をプロットしてたのを見て,日本の「グラフ黒板」があったら便利だし,わかりやすいよなーと思った。

そこで今回作ったのがコレ♪
模造紙に縦軸と横軸の片軸,補助線をマジックで書いて,全体を透明テープでカバー。

インドネシアの黒板は,ホワイトボードなので,これなら何度も書いて消してで使える。
 
裏側には,裏写りした補助線を再利用して,関数全般に使えるマイナス範囲までも含めた空グラフを書いた。

1枚で2度おいしい♪
ムダにグッズが増えずでいいよねー。
 
早速今日の授業から先生が活用しててね。
その様子を見ると,先生の板書時間が短くて済むから,生徒がノートに写している間に先生が机間巡視して状況を確認できる時間がたくさん取れてた。
練習問題の回答にも使ってたし。
 
授業は始まりが必ず遅れて時間が短くなるから,少しでも効率の良い時間の使い方ができる補助グッズはインドネシアでは非常に有効だわ♪
 
日本では,このような作り方(書き消しができる)はよく知られていて一般的だけど,インドネシアではビックリの代物だそうで,職員室でこのグッズを作っていたら,たくさんの先生方が作り方を見て感心してくれてた。
理論は分かっていても,なかなか自分で作るというまではいかないインドネシア。
初めに手間がかかっても,それは後々ずっと有効なんだということを,教材作り,教材研究の姿から伝えられたら良いなぁと思った出来事。
 
 
こんな授業便利グッズをこれからも色々提案して,いつかは,先生方が自分の発想で教材を作ってみようという気になってくれることを夢見ながら,モノづくりに精を出そう(´▽`)ノ