2012年9月12日水曜日

教育実習♪

今,活動に行っている中学校には,教育実習生がいたの。
実習は3ヶ月間だって(@_@;)

日本は2~3週間,長くても1ヶ月くらいだよね。。。
さて,実習はどういう風に行われてるかというと,まぁもう最終段階だからというのもあるでしょうが,実習生が単独で授業していた。

指導担当の先生はいるようだけど,授業にずっと入って見てるとかはない。
なんて自由なんだ・・・

 
さて,肝心の授業はというと・・・
PC室でデジタル教材を使っての授業。
と,いっても,このデジタル教材は,個人学習ができるソフトだから,先生が指導するというよりかは,PCからの説明を聞いて学習するもの。
 
実習生は生徒に,「ノートにこの説明を写しなさい」と言っていた。
PCを使えるとなると,勝手に他のネットのページを開くのが中学生ww
時々,ゲームしてる生徒がいたりするけど,笑いながら「ゲームしないの~」という注意。
こんな風に自由に放置されてたら,そりゃまぁいろいろやるわな。
 
実習生の指導の様子からも,この国の教育は「個人を尊重する」がやっぱり強いんだなぁと実感。
学校という集団生活の場が,どんな位置付けなのかが私には分からない。
 
 
授業を終えた実習生に話を聞いてみた。
「どうして先生になりたいの?」
「子どもが好きだから。子どもたちと一緒にいられると楽しいわ」
「実際の現場でやってみてどう??」
「ここはインターネットが整っている学校だから,授業がとても簡単にやれるわ」
 
なるほど・・・
先生という職業がどんな認識をされているのか,日本のそれとは全く違うことを実習生との会話からも感じるものがあった。
 
国民教育省というところからの要請で私は派遣されているから,国の想いと現場の認識の違いが大きいことを実感。
国が考える学校教育が末端まで浸透するには,とても長い年月がかかるのだろう。
 
 
今日のオマケ
毎週月曜日には,国旗掲揚の朝礼がある。
配属先の学校でもあるから,これは全ての学校での必須行事なんだね。

この学校には,舗装されたバスケットコートがあるので,うまい具合に全校生徒が集まることができる。

配属先の学校では,女子は帽子をかぶらないけど,この学校では帽子をかぶるようだ。

そして,各クラスごとのプラカードもあって,何年何組がそこにいるのかも分かりやすいし,生徒も整列しやすい。
 こんな合理的なシステムもできるんだなーと,ちょっと感心した部分。
帽子を忘れた生徒は,前に立たされてる~ヘ(`▽´*)
でも彼ら,教室に忘れたんだ!!と言って,この後あわてて取りに行き,自分のクラスの列に戻っていった。。。

朝礼中の先生方からのお話の時には,この学校も生徒はおしゃべりをしたり,友だちにすっかけたりして,黙って聞いていることはできていなかった。それに関しては,先生方の注意はナイ。
つまり,やっぱり見た目重視なんだな。。。という私の見解。
 
目に付いてイラッとするところ山ほどあるけど,いちいちそこを気にしてたら,心がもたない!!
アレを改善するには,コレを先に改善しないと・・・と,元をたどって考えてしまうけれど,そんなことしてたら,本来の目的なんて達成できない(>_<)
たくさんのことに目をつぶって,頭をもっとやわらかくして,自分にできること考えていこう。
 
 
 

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