2012年9月18日火曜日

嬉しかったこと♪

今の活動先中学校がとっても楽しいことは,このブログでもずっと書いてきましたが,今日もまた嬉しい出来事が(〃▽〃)


3年生の物理の先生が・・・
「土曜日にこの実験をやるから,あなたに手伝って欲しいの。それでね,木曜日に実験の準備をするから,私と一緒にやってくれないかしら? これ,まだやったことがなくて,どうやったら生徒がわかりやすいか,あなたと準備を一緒にしながら勉強したいの。」

きゃー!!!!
やりますとも!!手伝いますとも!!!

何が嬉しいってね,先生にプランがあった上で私に協力して欲しいと言ってくれたこと。
自分が勉強したいと言ってくれたこと。

私にまかせっきりでなく,あくまでも自分が授業をすることを想定した上で,どうすれば生徒が分かりやすいかと自分の授業の向上に向けて努力をしている。
派遣されている隊員が,どういう目的で派遣を依頼され,何の役割なのかを理解されているということだ。

それに,明日とかの急な話ではなく,先の予定を考えて計画していることが素晴らしい。
インドネシアは,基本的に行き当たりばったりなのが当たり前だから,こんな風に未来の予定を考えて仕事してる人には,そうそう出会えるものではない。


そんな物理の先生との会話を聞いてか,2年生の理科の先生も私のところにやってきて・・・
「ボクの授業クラスでも授業をしてもらえないか??日本の授業のやり方を見て,勉強したいんだ。」と。
おぉ~!!
即OKしてあげたかったのだけど,現在2年生は生物のカテゴリ。
申し訳ないけれど,私は生物分野は苦手なので,「物理と化学しかできないの・・・」とお返事。
そしたら,「1学期の後半に,化学の分野があるから,その時に是非見せてくれ!!」とのこと。
おぉ~!!
了解しました。しっかり準備して臨みましょう!!


そして今度は3年生の数学の先生が・・・
「昨日あなたが貼った問題を,たくさんの生徒がやるって言ってきてね。それで,回答とかどうすればいいのかしら??」と。
おぉ~!!
生徒たち,ヤル気なんだ!!
もともとあの問題は,3日ごとに次の問題へと貼り替える予定だったので,そのことを伝え,問題の回答も貼り出すこと,もっと詳しく説明を聞きたい人は,授業時間以外に私のところに質問に来させるようにと伝えた。
この数学の先生は,私が問題を作っているとき「なるほど・・・そういう問題の出し方もあるのね。参考になるわ。」と,問題の質もちゃんと見てくれたし,こっちの生徒がつまずくポイントも教えてくれたので,私も問題をインドネシア人に必要なようにアレンジできた。
先生との話から,生徒がどんなことを苦手としているのか,ちゃんと見ている先生だということも分かった。


さらに,今日は教頭先生とお話をした。
現在,2年生は数学が猛烈につまずいている。どうも1年生の基礎が全然入ってないようだ。
そこで,1年生の時の数学は誰が教えていたのか?と尋ね,現在1年生を教えている先生だということを教えてもらった。
この1年生を教えている数学の先生は,残念ながらよろしくない先生。。。
自分の授業の時もかなり遅れて行ったり,生徒にテストをさせて自分はクラスに行かなかったり,指導方法も残念ながら分かりにくい。
私が授業に見学に行くと,自分が楽をしようと私に授業をしてくれと突然言ってくる。
もちろん,そういうよろしくない先生からの申し出はさらっとお断り。。。
そんな話を教頭先生に全部した。
教頭先生もその数学の先生がよろしくないということは知っていた。

けど,ここはインドネシア。
そう簡単に問題先生を指導できる文化ではない。
そんな文化も私は徐々に分かってきてたから,私が教頭先生に伝えたかったのは,「そういう先生の代わりはやりません。私の役目は先生方に対して行うのは,あくまでも先生方の授業法改善です。」ということ。
「ただ,生徒はかわいそうなので,授業時間以外で生徒に補えるようなことを私は考えて行いたい」ということも伝えた。
もちろん,教頭先生は理解してくれた。
本当に素晴らしい教頭先生だわ♪


暖かい先生方に囲まれて,一緒に仕事をすることができ,本当に今の私は充実しています。
この学校のヤル気のある先生方と一緒に,私も成長していきたいと思います。


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