2012年9月23日日曜日

電流計(Amperemeter)の使い方♪

ドキドキの実験授業やってきたよ♪
生徒がどこまで理解しているか,先生の話だけでは分かり得ない部分もあり,指導案を立てたもののやっぱり想定時間を超えた。。。(^_^;)
ま,それも想定内ってことで。


では,授業の様子を報告しますね(´▽`)ノ

まずは,先生が班分けを指示。

インドネシアの学校では,好きな人同士でグループを組ませることが多いのだけど,そうなると女子と男子は別々に。
全国共通の「女の子の方がまじめ」にのっとって,インドネシアもそのパターンなので,男女混合の班を私は希望していたの。

先生は,班ごとの名簿をちゃんと作ってきてくれて,てきぱきと指示。
準備がちゃんとできる先生ですばらしい!!
はじめに,直列回路と並列回路のおさらいから。

並列回路では,乾電池の向きを逆につないだ例を示し,この場合豆電球は点灯するか?と質問したところ,なんと半数の生徒が「つく」と答えた。

回路の中を電流が流れるイメージが正しく身についてはいなかったようだ。
各乾電池からの電流の流れを身振りで説明すると,生徒たちは「お~」と納得。
分かったならOK!!
次は,電流計の目盛りの読み方の復習。

インドネシアでは目盛りの読み方を,最大表示数を目盛りの数で割って,かけて・・・と計算式でしか勉強しない。
だから,こういう具体的な目盛りを見ても,すぐにはピンとこないんだね。

目盛りに書いてある数字を利用して,めんどくさい計算式を使わなくても読めることを説明。
式を覚えても,現物に活かせなかったら意味がないと思うけど,卒業テストは式の暗記がポイントになってくるから仕方ない。。。
さて,いよいよ電流計を組み込んだ回路の学習。

貼りモノシリーズは,あれこれ簡単に位置を変えられて応用が利く。
大事なポイントは,乾電池のプラスと電流計の数字が書いてあるところをつなぐこと。

ここだけを何度もパターンを変えて繰り返し。
豆電球とスイッチが入るだけで,回路に混乱してしまう子もいたけれど,取ったりつけたりを繰り返して説明。輪の回路のイメージを持ってもらえたかな。
2個の乾電池直列ではどんな回路にできるかな??
2個の乾電池並列ではどんな風に接続すればいいかな?? 電池の位置をちょっとイジワルにしてみたけど,説明通り乾電池のプラスからスタートしてくれたので,正しく回路を組むことができてたよ♪
 
さぁ,いよいよ現物を使っての回路組み立て。

モデルでのイメージがしっかりできてたようで,組み立てが早かった!!

しつこいようだけど,乾電池のプラスと電流計の数字端子を初めにつなげば,後は一方通行で次々つないでいくだけでOK。

目盛りの読み方にはまだ苦戦してたけど,それは仕方ない。
また来週もう一度確認しようね。
 
 
私の話を真剣に聞く生徒たち♪

つたないインドネシア語だから,何を説明しているのか,一生懸命聞かないと通じないし,モノを見ないとわかんないもんね~(^_^;)

でも,それが逆に良いのかな。
耳から入る「言葉」と目から入る「イメージ」を強制的に一致させられてると思うから。
「言葉」と「現象」を一致させることができないこの国の子どもたちに,それも習得してほしい。
記憶に残る授業になったかなぁ・・・??
その答えは,来週の授業で分かるでしょう。覚えててくれますように。。。
 
それにしても,あー楽しかった!!
 
 

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