2013年5月16日木曜日

かさ袋ロケット~♪

J中学校でやってるEkstra FISIKA(物理課外クラス)。
授業で習うような内容でと考えると、ネタにつまる。。。(-_-;)

なので、この際、そういうのはとっぱらうことにしよう!!
(前からそんな感じだったかもしれないけど…)

ということで、かさ袋ロケットやってみたよ~。

試験三昧で3月4月とこのクラスがなかったので、再開1回目の興味惹かせようネタとしては、遊びも含んでるからいいかな??

 
インドネシアにかさ袋なんてものはありません。。。はい(-_-;) 反則教材。日本からの持込物。
いや~…でも、いーんだコレで。と思うことにした。
世界中にはいろんなモノがあるんだな~と、知ってもらえる機会になるわけだから、そういう視点から考えたら、ものすごーく頑張って無理やり現地にあるもので何とかしよう!!だけにこだわる必要もないと思った。
1年半インドネシアの風の中で暮らして、ゆる~く、広~く、おおらかに(大ざっぱに??)、適当に考えることも大事っていうのが、自分の中に入ってきてる気がする。
 
え~さてさて、このかさ袋ロケット、生徒に何を考えさせるのか??というと、理科で大事な「なぜ??」から「もしこうやったらどうなる??」「じゃあ、こうしたら??」と、活動を通して自然と「課題解決のための条件制御」を学習するだけ。
 
物理的にやれ流体力学がうんたらかんたら、、、とかそういうのじゃなくてね。
 
 
A かさ袋に空気を入れただけのものを投げてみる。
B 羽を付けたものを投げてみる。
 
AとBでは何が違う?? 違ったからその結果はどうなる??
 
C おもりをロケットの前の方につけたものを投げてみる。
D おもりをロケットの中心につけたものを投げてみる。
E おもりをロケットの後ろの方につけたものを投げてみる。
 
C、D、Eでは何が違う?? だからどうなった??
 
F おもりを1つつけたのを投げてみる。
G おもりを2つつけたのを投げてみる。
(以下略)
 
まぁ、そういうわけだ。。。
「比べる時は、必ず1この条件だけ変えないと、何が影響したのか分からない。」
を、こんなロケットからでも学べる。
 
ひとつ例をやると、生徒たちは臆することなく次々と勝手に条件を変えて、より飛行距離を長くするためにはどうすればいいか??を研究し始めた。
 
うん。私が生徒にしてほしかったのはソレ。
自分で現象から「考えて」「試して」みるというプロセスが大事!!
 
 
最後は、自分のが一番遠くまで飛ぶぞ~!!と、追及の結果をみんなで飛ばして確認♪
忘れてた。。。ロケットそのものも大事だけど、投げ方もかかわってくるんだということを・・・(-_-;)
 
暑いインドネシアでは、特に女子の運動能力は一般的に高くはない。
せっかくいいロケットができても、うまく投げれなくて距離が伸びない子もいた。
 
ま、これも何回かやっていくうちに、コツをつかんだ子がいたようだから、そこでも発見はあったかな。
今回も、楽しんでくれたようなので、良かったです(´▽`)ノ
 
 



 
ちーん。。。
そして最後にちょっと残念な様子。。。

インドネシアでは、言われないと掃除をしません。
仲良し小学生のぷっちゃんとお掃除をしました(-_-;)

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