2011年11月27日日曜日

Di Bandung♪

バンドン(Bandung)にて♪

現在,インドネシアに派遣されている理数科教師は5名。
来年3月で帰国される先輩隊員がいらっしゃるBandungへ視察に行きました。
私がこれからImogiriでどんな活動をしていこうか,考えが深まったとても良い経験でした。
赴任2週間ちょっとで出張なんて,言葉も分かるのだろうかとか,不安もたくさんあったけれど,今は,逆にこの時期にだからこそ行けて良かったって思っています。

Bandung22中学校の現地の先生。

先輩隊員の助言を受けながら,授業展開を考え,行っています。
そして,ほんとにこの授業がすばらしい!

中学3年生の静電気の授業。
日本でもおなじみの,ストローの帯電の様子から,電子の移動を学習しています。

ドラえもんが人気のこの国で,この道具を「タケコプターみたいね」なんて笑いを誘うところもBagus♪

そのすばらしい成果は,生徒のノートに現れています。

分かりやすくて,端的な板書。
これが,インドネシアの先生には難しいのに,ほんとによくできています。

内容の豊富すぎる教科書よりも,板書で大事な要点をしっかり押さえて指導できるようになっていることに,先輩隊員のすばらしい助言を見ました。


理科室での授業も見せていただきました。

これは,中学2年生のイオンの学習。

分かりにくい電子の軌道配置や,陽子・中性子との数的関係も,この補助教材を使って指導しています。
この教材は,先輩隊員の提案。

理科室に眠っているたくさんの実験キットを上手に活用している例を学びました。
理科室には,先輩の活動の成果があちらこちらに見られました。
左)理解しにくい内容のものを模造紙に図示したものがとてもたくさんありました。
左)薬品の保管の仕方も,現地の先生が面倒がらずにできるような工夫。

理科室の正面には,
『理科室の約束』が貼ってありました。

翻訳すると...
1)授業中に携帯電話を使ってはいけません。始まる前に,かばんの中にしまいなさい。
2)きれいにしましょう。床にゴミを投げてはいけません。
3)机に落書きしてはいけません。

日本も同じよね(^_^;)


放課後,先輩隊員が教えている
『日本語クラブ』にもお邪魔しました。

日本に興味を持ってくれている子がたくさんいることに嬉しく思い,また,自分の活動もこういったニーズに応えられるものにしたいとも思いました。

日本の子どもたちとインドネシアの子どもたちの国際交流ができるように,少しずつ準備していきますね♪

仙台の先生方,もう少しお待ちを…。



地域や人によって,考え方ややり方が違うけれど,本当に最高の視察でした。

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