初日の講義は,日本の学校教育の仕組みから教員のやりがいまで,学校教育の現場の中で得てきていたものとは違う角度からの講義だったので,学校現場での経験があってもこの研修を受けられたことは本当に良かったと思った。
そして残り4日間は「授業実習」
毎日1コマ(45分)の授業を行わなければならない。
スケジュールの都合で,私は1日に2コマの日が入ってた…"(゜o゜)w
提出する用の指導案は必要なかったけれど,自分用の指導案と板書計画や教材などを,毎回その日に専門家の先生からうけた指導をふまえて,毎日進歩していかないといけない。
この研修中の睡眠時間は毎日3時間くらいだったけど,生徒にこうやって教えたら伝わるかなぁとあれこれ考えてる時間はやっぱり楽しかった♪
途上国での学習の考え方は,日本の現場でやってきた考えでは全然足りない。
『今日授業にいる子が,昨日授業を受けていた子だとは限らないし,明日授業を受けに来られるとも限らない。その日,その時の授業を「1回完結」で行わなければならない』
これは今回の研修で,私が一番大事だと思ったこと。
もちろん,日本でも「1回完結」の授業は基本。
でも,日本のそれとはちょっとニュアンスが違うと思う。
日本の場合,「前回学習したこの法則を使うと…」と,生徒が前の授業を受けていることが前提。
でも,途上国ではそうはいかない。
毎日受けてないと分からない授業ではなく,今日受けたこの授業でこれが分かった,と喜びになる「1回完結」の授業。
そしてもうひとつ,私の中で大事な言葉。
『気配り』
とっても深い。。。「生徒への気配り」
インドネシアでの活動で大切にしていきたい「気持ち」の基本が私の中にしっかりできあがった。
★おまけ★
私が授業実習で使った,自作の「てんびんばかり」を紹介します。
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