2012年5月4日金曜日

2年生『音』♪

久しぶりに書く理科の仕事の話。。。本当はこれをメインにしないといけないのにね(-_-;)


今,2年生は『音』(Bunyi)の単元を学習中。

そういえば,紹介してなかったね。インドネシアの教科書はこんな感じ。
日本の教科書と比べると,視覚的に訴えるようなものではなく,文がだーーーっと。。。
私もこれを読むのがイヤになるさ(-_-;)

教科書には,「実験しましょう」っていうのも載っているけど,手順が文で書いてあるだけ。
インドネシアの授業は,先生が一方的にしゃべるスタイルだから,実験もしないで,読んで,生徒が実際を見たり体験したりしなくても,「・・・だから,・・・・となるわけだ」と理論で説明しちゃう。

先生が話したイメージとそっくり同じものが生徒の頭の中に出来あがるかは,分かんないじゃん。

そういうわけだから,生徒は教科書を読んで,先生から聞いて得た理解と,現実が一致しないことが多々。。。
多々というよりかは,そうだなー,ほとんど一致してないかな。

で,そんな暗記の詰め込み教育しているインドネシアで,実験を通して生徒の理解を深めるための紹介するのが私のここでの役割。。。。

なんてことは,きっと最初の方の授業紹介でも書いた気がする。



今日の実験道具はコチラ♪
小学校でも,お楽しみ理科とかでやったよねー(´▽`)ノ


横の筒から『あ゛~』だの『う゛~』だの声を出すと,紙コップの上のうずまきモールがグルグル回る。
だいぶ私の実験に慣れてきた生徒たちでも,まだまだ自分で実験する子少ないよ。。。
そして,実験から何かを発見する,というのがまだ分かってないから,試して動いて,きゃー♪って楽しんでハイ終わり!!って。。。実験だからさー。何か発見してよねー。

この実験から,何を得て欲しいかというと。。。

『音の源は,振動である』 
 Sumber bunyi adalah getaran.
『音は,固体と気体を通って伝わることができる』 
 Bunyi dapat merambat mulalui zat padat dan zat gas.

なんだけど。。。
すでに,教科書を読んで,理論を知ってるからって,
『音は,固体と気体と液体を通って伝わることができる』って,自信満々で答える生徒たち。

いやいや,液体使った実験やってませんがな。。。。(^_^;)

まぁ,そういうことなんです。。。



彼らにたくさんいろんな経験させられるようこれからも工夫しよう!!



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