2012年1月8日日曜日

Banda Aceh (2日目-PM)♪

12/28(水)アチェ滞在2日目午後

次の見学先へ向かう途中に,津波の痕跡の残る場所へ立ち寄りました。

写真中心の奥に見えるのは,ディーゼル発電所の船。

港で発電所として機能していたこの船は,およそ5キロ離れた住宅地に,津波によって流されてきたそうです。
この船の周辺を公園のように整備し,津波の痕跡として残されています。

この一角には,当時の津波災害の現場写真が収められている建物がありました。

これらの収められている写真は,日本では決してメディアに載らないであろう,現場そのものが多数です。
誰でも自由に入ることができるこの公園。
小さな子どもたちもこの写真を目の当たりにします。

現実に起こったすさまじい出来事を,実際に見ていない,経験していない人も,こういった現場写真を見ることで得るたくましさ,生きる力があるのだと感じます。
午前中訪問したSMAやMUSEUM TSUNAMI ACEHで出会ったインドネシア人のように,教育環境,教育する人,が強さを持って前向きに伝えていけば,苦しさを与えることの懸念の方を大きく捉える必要もないのだと思わされました。
大きな愛情で包まれていることがなにより。。。


午後のメインの訪問先は,孤児院。
この孤児院は政府系の孤児院で,日本のODA無償資金協力によって再建され,2007年に引き渡されたものです。
およそ100名がこの孤児院で生活しており,そのうち未だ30名程度が津波孤児とのこと。
この孤児院の中では,職業訓練も行っているそうで,自立にむけた教育支援もしっかりされています。

子どもたちはみんな元気いっぱい(^v^)


歓迎の踊りを披露してくれました。
女の子の踊りと,男の子の踊りとがあるのです。
こういう伝統芸能って本当に素晴らしい♪
そういえば,私,日本の伝統芸能見せてって言われても,何もできない(>_<)ダメじゃん私!!

そして,会場では先生方と子どもたちとでbermain-main!!

先生方が持ってこられた日本のおもちゃをプレゼントし,一緒に楽しい時間を過ごしました♪

けん玉,だるま落とし,メンコ,折り紙,紙風船…

言葉が通じなくても,子どものハートをがっちりキャッチの先生方さすがです(*^_^*)!!

短い時間でしたが,元気に今を生きている子どもたちから,この日もたくさんのパワーをもらいました。
日本で先生をしていたときも,★☆のインストラクターをしていたときも,みんなに笑顔と元気を届けたいと乗り込んでいくと,帰りには必ず子どもたちにパワーをもらう。。。
この感覚が私は大好き。
2年間この国でもたくさんの『子どもたちパワー』をチャージしていくよ♪

今回はここまで。
アチェ滞在2日目夜へ続く・・・

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