Banda Aceh No1の高校 SMAN1を訪問。
この学校は,防災教育を行っている唯一の高校。
先生方と代表生徒5名にお話を伺いました。
インドネシアは,一般教員の異動はほとんどないため,あの災害を実際に経験した先生が,今もこの学校で仕事をされています。
防災教育担当の先生は,この学校に勤めて15年以上の先生方ばかり。
自らの経験からされるお話は,とてもリアルで,そしてとても貴重で。
防災教育で実際に使用しているスライドも見せていただきました。
この学校の防災教育は,全校一斉で年2回行われる防災訓練の他に,時間があるときには最後の授業の後の5分間に,防災の話をするのだそうです。その日最後のクラスを受け持った先生が,たとえば社会なら,災害の歴史の話をされるとか。
普段からこうやって話を聞いていれば,災害に対する意識も自然と高くなるもの。
お話を聞かせてくれた生徒たちと♪
彼らは小学4年生のときに津波を経験。
すさまじい経験をした彼らがこんなにたくましく,そしてアチェを愛し,自分の将来はアチェのための仕事をしたいと考えるように育った姿は,その後の教育によって日本の子どもたちもこんな風に大きくなっていけるんだというお手本だと私は感じました。
翌日にテストがある2年生は,学校に来て自習勉強をしていました。
この姿…さすがNo1の高校だけあるわ。
あー…任地の生徒たちに見せたい…
カンニングなんてやってないで,自分で勉強せー!!
午前中のプログラムはまだまだ続く…
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